日本では知名度がまだまだ低いアレクサンダー・テクニークですが、世界では様々な分野の方が学んでおられます。
どんな分野の方が多いかというと
まずは音楽家。おそらくダントツかなと想像してます。
ジュリアード音楽院や英国王立音楽大学らでも授業に取り入れられているようです。
音楽家向けのアレクサンダー・テクニークの本が出版されているので、日本の音楽家にも広まってきている印象があります。
次に俳優さん(あくまでも個人的見解です)。
日本ではあまり多くないと思いますが、イギリスでは学んでおられる方がかなり多いようです。
アメリカでもそこそこ広まっているんじゃないかと思います。
ちなみに、アレクサンダー・テクニークを始めたF.Mアレクサンダー氏は俳優でした。
それから、ダンサー。
日本の状況はよくわからないですが、海外では学んでおられる方は多いと思います。
私の師匠(アメリカ人)も元ダンサーですし、一緒にアレクサンダー・テクニークのトレーニングを受けた仲間にもダンサーが沢山いました。
忘れてはいけないのが乗馬(騎手)。
海外ではアレクサンダー・テクニークを学んでいる騎手の方は意外と多いんです。
アレクサンダー・テクニークは騎手の方にとってだけでなく、馬にとっても役に立ちます!
ちなみに乗馬の著書「Centered Riding」で有名なSallyさんもアレクサンダー・テクニークを学んでおられました。
あと、セラピスト・movement educators。
理学療法士やヨガ・ピラティスのインストラクターさんなど。
私自身も理学療法士ですし、私のアレクサンダー仲間にも国内外に理学療法士・ヨギー・ピラティスインストラクターさんがたくさんいます。
相手の動きをよくするためには自分の使い方が大事ということで学ばれる方が多いかもしれません。
最後に、武道家。
世界では、合氣道や太極拳をしているアレクサンダー教師が結構います。
ちなみに私も合氣道を学ぶアレクサンダー教師の一人です。
アレクサンダー・テクニークと武道のもつ原理原則が似通っているからかなと思います。
あくまでも個人的意見ですので、「他の分野でも学んでるよー」とか、「こっちの分野の方がメジャーだよ」とかあるかもしれませんが、そこは大目にみてやってください。もちろん、日本と世界での違いもあります。
ちなみに、職種ラインキングには入りませんが、どんな人がアレクサンダー・テクニークを学ぶの?と聞かれた場合、
確実に上位入りすると思われるのは「身体に不調、不快感を感じている人」です。
つまり、アレクサンダー・テクニークは、パフォーマンスの質をさらに高めたい方(標準以上を目指す方)と、落ち込んでいる身体機能・不調を改善させたい方(マイナスから標準を目指す方)の両方を対象にしているということです。
それぞれの職種(分野)とアレクサンダー・テクニークについてピンと来ない方もいるかもしれませんから、各分野についてもう少し詳しく書いていく予定です。
できたものからブログにアップしますので、ご興味がある方は一度読んでみてください。
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アレクサンダー・テクニークの創始者FMアレクサンダー氏(Frederick Matthias Alexander, 1869年1月20日 - 1955年10月10日)