帰ってきた
アメリカニューメキシコ州にある小さな村。(1週間ほど前に)
私のお気に入りの場所。
自然がいっぱい。
というか自然以外ほとんど何もないところ。
地球のありのままの姿にちょっとだけ手をくわえたという感じ。
朝の到来と共に鳥たちは歌い出し、
夜になるとコヨーテの声が響き渡る。
どこまでも広がる空は刻々と色合いと模様を変え、
時の流れと今この瞬間という時(とき)を同時に感じさせてくれる。
風は時に心地よく、時に荒々しく
静かに、そして大胆に
私たちを包み込む。
大地は朝と夕で異なる香りを醸し出し
空気にちょっとした味わいを含ませてくれる。
燦々と照る太陽は長時間わたり空に君臨し、大地にこれ以上ない乾きをもたらす。
小雨は乾ききったこの地では無のごとく大地に届かず、太陽の前に敗北する。
あまりの激しさに脅威すら感じさせる雨は
雷の轟音を鳴り響かせながら、乾いた大地に命を吹き込む。
そして
空に大きな七色のアーチを残していく。
自然の美しさも力強さも尊さも
全部感じられる場所。
私にとってスペシャルな場所。
ここに帰ってこれることに感謝。
さあ、自然とともに過ごそう。