アレクサンダーテクニーク教師、林好子のブログにお越し下さりありがとうございます。
4月21日、名古屋にある西念寺さんで開催された友人のアレクサンダー・テクニーク教師どうぜん和尚のワークショップにゲスト講師として参加させて頂きました。
今回のワークショップで個人的にとても印象的だったのは、私がティーチングを始めた時の参加者の皆さんの「聞く」という姿勢でした。
初めてお会いした方がほとんどだったのですが、私が語り始めるやいなや、全員の温かい眼差しをはっきり感じ、
わー、なんてあったかいんだろう・・・。
と心の中でつぶやいた自分がいました。
一生懸命目を見開いているのでもなく
過剰に頷いて聞いているアピールをするでもなく
あるいはきちっと姿勢を正そうとしているでもなく
ただ心をまっすぐに向けて、耳を傾けてくれていました。
そして、時に私の発した言葉を受け取り咀嚼し我が身を振り返る、そんな姿も感じられました。
あー、これが「聞く」ということか・・・。あったかい。
おかげで、話はじめはほんのちょっと緊張していたのですが、その緊張は気づけばどっかにいってしまっていました。
みなさんが作り出してくださった場の雰囲気に助けられ、なんとも心地よいワークショップでした。
ちなみに、どうぜん和尚とのコラボ・ティーチングはこれで2回目。
二人で教えることの難しさはありますが、どうぜんさんの存在はわたしにとって心強く、自分のティーチングの習慣を抑制することに繋がっていたように思います。
とても学びの深いワークショップ、どうぜん和尚、西念寺の岡林ご夫妻(ご住職と夫人の幸子さん)、そしてご参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。