みなさん、こんにちは。
アレクサンダー・テクニーク教師&理学療法士の林好子です。
レッスン(クラス)やコンサルにオンラインを活用し始めてから1年半以上が経ちました。
今更かもしれませんが、なぜ私がオンラインを活用し始めたのかについて、今日はブログに書きたいと思います。
最初に言っておきたいことは、
私にとってオンラインは妥協ではない!
といことです。
コロナで対面が難しくなったから仕方なく・・・という理由で始めた方もいると思いますが、私の場合、違いました。
というのも、もともと私は、オンラインを毛嫌いしていたので、笑。
ただ、パンデミックになり、グループレッスンを中止し、対面の個人レッスンだけで生徒さんと関わる中、対面の個人レッスンを継続することが最強の学びなのだろうか? という疑問をいただくようになりました。
そして、
「かつての私のように、慢性的な心身の緊張・不調で心底困っている人にとって、対面の個人レッスンだけでいいのだろうか?」
「もし自分が最強の学びのスタイルを自由に作って良いとなったら、どんな構成にするんだろうか?」
「対面の個人レッスンでやっていることのうち、どれだけの時間と内容が対面でないといけないのか、あるいは、個人レッスンである必要があるのだろうか?」
「私が本当にやりたいこと、自分のミッションは何だろうか?」
そんなことを考えるようになりました。
自問自答を繰り返した末、
オンラインを使わない手はない!
というところに至り、オンラインを活用するようになりました。
ここで誤解してほしくないのは、オンラインを活用するという結論に至った=対面よりオンラインが優れていると判断した、ではありません。
対面には対面の強みと弱み、オンラインにはオンラインの強みと弱みがある。
また、個人レッスン、グループレッスンも同様にそれぞれ強みと弱みがある。
そこを理解し、強みを活かしてこそ学びの質が高まる!というのが私の考えです。
そして、本気で変わりたい人をサポートする上で、オンラインの強みを活かさないのは勿体無いという風に至ったのです。
ちなみに、対面の個人レッスンの強みは、個人の課題にしっかり取り組めることと、ハンズオン(教師が触れてワークする)が受けられることです。
アレクサンダー・テクニークは独特のハンズオン(触れる)技術を有しており、このハンズオンを用いることで、一人ではなかなかできない経験ができやすくなります。
しかしながら、それが生徒の教師への依存をうみやすくするという弱みにもなります。
アレクサンダー・テクニークのハンズオンは、教師が一方的に働きかけているのではなく、本人の意識や試みがあって初めて変化が得られますが、生徒さんの中には、私(教師)がいるから(触れてくれるから)できると感じてしまう人がいるのも事実なのです。
そういう点で、オンラインは良い意味で生徒と教師の間に距離感があり、自分で探求し、気づき、発見する、という力を身につけやすいと考えています。
私自身は、生徒さん自身に、自分で自分を変えていく力、整えていく力を身につけていただきたいと思っているので、オンラインの距離感は弱みというより強みになっています。
また、オンラインを活用しようと思った大きな理由の一つに、自分で自分を整えるために知っておいてほしい知識が沢山あり、それらを系統立ててお伝えしたいというのがありました。
断片的な学びは一時的な助けになってもまたどこかで躓いてしまいます。生涯使える知識として、応用力を身につけるためには、土台となる知識を積み上げていく必要があります。
ただ、わざわざ時間をかけて個人レッスンに来た方に、限られたレッスン時間の中でそれらを一つ一つお伝えすることにどことなく違和感や抵抗を感じてしまう自分がいました。
そんな違和感や抵抗感を解消し、これまで抱いていた理想を可能にしてくれたのが、オンラインを導入し継続した学びの場でした。
長々と述べてきましたが、要するに、本気で変わりたい人にどんなサポートが必要か、理想的な学びの場は何か、そして私が本当にやりたいことは何かを真剣に考えていったところ、対面もオンラインもそれぞれ強みと弱みがあり、オンラインの強みを活かさないのは勿体無い!となったわけです。
そして、その強みが本当に活かせるかを確かめるためにも、新たなチャレンジに出発したのです!
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