今日のブログは
「失敗は最高の師」
をテーマに書いてみました。
先日、スターウォーズを
公開順に見直しました。
マスター・ヨーダの言葉
お前が学んだことを次に伝えろ。
強さ、熟練の技だけでなく、弱さや愚かさ、失敗も。
失敗こそ最高の師なのだ。
は何度聞いても心に響きます。
成長（上達）する人と
そうでない人の違いの一つは
失敗を最高の師とできるかどうか
ではないでしょうか。
そして、今日はあえて
失敗を最高の師にする人ではなく、
失敗を最高の師にできない人の傾向
について考えてみました。
一つ目の傾向は
失敗に対し自分にダメ出しをし
へこんで終わるというものです。
厳しい言い方をすれば
失敗に酔いしれる傾向と言えます。
なぜそうのような結果になったのか、
どのような改善策があるのかを
考えることなく、
結果にだけ囚われていては
成長がありませんし、
次も同じ結果になってしまいます。
ちなみに、
自分にダメ出しをするのは
失敗に対する反応の習慣です。
習慣の中にいる私たちは
自分らしさを感じます（それは錯覚ですが）。
そして、馴染みがある自分に
どこか居心地の良さや安心を感じています
（仮にへこんで悩んでいたとしても）。
それゆえ抜け出しにくいものですが、
助けにならない習慣は手放して、
どうやったら改善するのか
試行錯誤することにエネルギーを使う方が
ずっと良いと思いませんか？
そして、
試行錯誤し成長を実感できた時の
居心地の良さやワクワク感は
習慣の中にいる居心地さや安心感を
はるかに上回るはずです。
二つ目の
「失敗を最高の師にできない人」の傾向は、
思い込みによって結果を見る目が曇っている
というものです。
書籍やテレビで正しいと言われたことや
指導者から教わったことをやっているとき、
私たちは疑いを持つ目を失いがちです。
そして、結果を冷静に
受け取れなくなっていることがあります。
そして、
うまくいっていないにも関わらず
それに気づかなかったり、
自分は運動神経が悪いから、
練習が足りないからと理由をつけて
いつかうまくいくはずと
同じことを繰り返してしまいます。
失敗が最高の師になるのは
うまくいかない時こそ
立ち止まり、考え、試行錯誤
するからです。
結果を冷静に受け取らず
立ち止まらなかったら、
最高の師にはできませんので、
思い込みを捨て
冷静に結果を受け止める努力が大切です。
ちなみに、
私は自分の生徒さんに
私の言っていることは信じなくて良いと
お伝えしています。
私がお伝えしたことを実験し、
自分の経験・結果を丁寧にみていく、
それができること自体が成長だと思っています。
もう一つ、
「失敗を最高の師にできない人」の傾向は
答えをすぐに他人の中に求めてしまう、
あるいは失敗する前に正解を求めてしまう
というものです。
全てを自分だけで解決することは
難しいですし、
指導者や他人から助言をもらうことは
大切なことです。
しかしながら、
すぐに他者に答えを求めてしまうと
わかった気になって
考えたり実験する機会を失ってしまいます。
また、助言を鵜呑みにしてしまうと
思い込みが視野を狭め
探求や気づきを制限してしまいます。
失敗を招いた思い込みも自分の使い方も
自分の中にあります。
他人の中にはありません。
他者が客観的に見るから気づくこともありますが
自分だけが知っていること、気づけることがあります。
疑問の種を他人に育ててもらうのは
楽かもしれませんが
つまらないものです。
それよりは、他人にヒントをもらいつつ
自分で育てていくことの方がずっと楽しく、
喜びをもたらしてくれるのではないでしょうか。
ちなみにここに挙げた傾向すべて
私の中にあったものです。
それをやめていった時（完全ではありませんが）
私の学びや成長は加速していったように思います。
また、うまくいかないことにぶつかっても
失敗ではなく成長と
受け止め方が変わっていきました。
そして、いま私が生徒さんにお伝えしていることは
成功体験から学んだことより
失敗（うまくいかないこと）から学んだことの方が
圧倒的に多いのを実感しています。
ということで、
失敗をマイナスと捉えず
失敗を最高の師とする姿勢で
これからも探求を続けていきたいと思います！
ぜひ皆さんも！！
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