今朝、アレクサンダーテクニークの師匠Robyn Avalonが夢に出てきて、久々に彼女と夢の中で話すことができました(しかも日本語で!これは有難い(笑))。そして、朝のオンラインのクラスの後、生徒さんとの会話の中で、自然とRobynの話になりました。
そんなこともあって、彼女に関連した話をブログで再び紹介しようと思います。
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私はもともと日本でアレクサンダーテクニークを学んでいましたが、Robynの持つスキルや才能に魅了され、ある日、Robynがディレクターを務めるアメリカの学校でアレクサンダー教師の資格を取ることを決めました。
私にとっては大きな決断でしたが、あの時の決断を人生最高の決断の一つと思っています。
彼女の元を離れ日本で活動する今も、彼女の存在や学んだことの大きさを日々実感しています。そして、私の生徒さんはまだ彼女に会ったことがないけれども、私を介して既に彼女からたくさんのものを受け取っているように思います。中でも指導者コースのメンバーは最も彼女の影響を受けていると言っても良いでしょう。
指導者コースのメンバーが卒業を間近にしこれから指導(レッスン)を開始するという時に、メンバーに対して1通のメールを送りました。その中にもやはり師匠Robynから学んだことが含まれていました。
以下、私が指導者コースメンバーに送ったメールの一部を抜粋したものです
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これから指導の始まりですね!
○○さんは今日ぐらいから??? ○○さんは今月末、○○さんは3月ですね。
指導者としてスタート地点に立ち、これから経験を積み重ねていく皆さんですので、自信をもってやる必要はありません。そんな自信は過信でしかありませんので、自信があるかどうかは気にせずにチャレンジしていってください。ただ生徒さんが少しでもハッピーになるために、良くなるために、今のベストを尽くしてください。
以前お伝えしたことがあるかも知れませんが、師匠ロビンから教わったことの一つに「教師の成功ではなく、生徒が成功することを考えなさい」というのがあります。
ついつい指導者は自分が成功することを考えがちです。
例えば自分(指導者)が上手くできることを見せつけて優越感に浸ったり、生徒を圧倒させようとすることがあります。それはプレイヤーとしては成功かも知れませんが、指導者としては失敗です。教師は生徒が成長するためにいます。
ですから、目の前にいる生徒がどうやったらより良くなるか、そこに意識を集中させてください。上手く教えられなかったらどうしよう・・・そんな考えすら、自分への心配であり、自分の成功を考えているのかも知れません。
もう一度言います、どうやったら生徒が学べるか、昨日よりちょっとでも成長できるか、そこにフォーカスしてください。そうしたら自ずと緊張が減るかも知れませんし、その場で最善策が浮かんでくるかも知れません。(メール続く・・・)
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これを送った翌日、翌週、指導者コースメンバーからレッスンを終えて嬉しい報告がやってきました(今も嬉しい報告は続いています)。Robynからの学びをきっと活かしてくれてたのだと思います。
これからも、師匠から学んだことを大切に、それを私なりの経験とブレンドしながら沢山の人に受け渡していきたいと思います。
師匠に改めて感謝します。
過去にも師匠Robynのことをブログに書いてました。こちらもよかったらお読みください。
「治療にこだわっていた私が「教育」に惹かれた理由」
「Don't limit yourself」
「師匠からのメッセージ「難しい経験をいっぱいしなさい」
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